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第一興商に決めた理由

学生時代に学んだ簿記や会計の知識を活かせる仕事に就きたいという気持ちがあったので、業種・業界にはあまり拘らずに、職種で就職先を探していました。第一興商の新卒採用は職種別採用を行っており、入社前から配属部署が決定しています。私の場合も経理部への配属が決まっていました。第一興商であれば会計系の仕事に携わることができ、実務を通じて自らの知識も発展させられると思い入社を決意しました。

現在、どんな仕事をしていますか？

第一興商は全国にいくつもの子会社を所持し、グループ形成しています。グループ全体の中で親会社に当たる第一興商単体の決算業務、各種開示資料の作成、税務申告など全社的な業務を主に行っています。日次業務は、伝票の精査、会計システムのマスター管理、他部署からの会計に関する問い合わせ対応等が中心です。

厳しい、難しいと感じる時は？

締め切りが決まっていることです。当然どのような仕事でも締め切りはありますが、経理部の場合、金融商品取引法や会社法にしたがって決算書の作成・提出を行うことが義務となっています。提出期限は「決算日後○○日以内」、「決算日後○ヵ月以内」のような形で定められており、この期限を遵守するために営業日単位でやらなければならない業務が毎月、ある程度決まっています。期末決算の時期(4・5月)になると、ときには遅くまで残業を行うこともあります。
また、配属当初は、当社特有の勘定科目や仕訳を理解することにも苦労しました。現在においても学ぶべきことは多く、継続して知識の修得、アップデートが必要な部署だと感じます。

第一興商の魅力

第一興商はカラオケ業界No.1の企業です。「DAM」、「ビッグエコー」と聞いて知らない人はほとんどいません。誰もが一度は利用したことのある、目にしたことのある製品・サービスを作っている会社で働けるということは、非常に魅力的です。加えて近年では、通常のカラオケ機器だけでなく、高齢者の介護予防や健康増進を目的としたカラオケ機器開発にも注力しており、カラオケを通して社会課題の解決にも寄与しています。
最後に経理部的な目線で言えば、コロナ禍にあっても高い自己資本比率を維持しており、財務的に非常に安定した企業と言えます。