社会 <社会貢献>
当社グループは、主業であるカラオケ事業およびビッグエコーをはじめとした全国に展開する店舗を活かし、さまざまな社会貢献活動を行っています。
■災害復興支援活動
・東日本大震災
<カラオケカーの派遣および音楽健康セッションの実施(Sing for Smileプログラム)>
東日本大震災の被災者に対する支援活動として、国連の友Asia-Pacific(Friends of the United Nations Asia-Pacific)が展開する"Friends of the United Nations Sing for Smile Program"に協力し、カラオケカーを被災地の仮設住宅に派遣及びDKエルダーシステムを活用した音楽健康セッションを実施し、医療団による巡回医療活動をサポートいたしました。(期間:2012年1月21日〜2017年3月31日)
・平成28年熊本地震
<仮設団地内集会所「みんなの家」での健康維持・増進への協力>
熊本県、NTT西日本、当社の取り組みで、仮設住宅入居者向けにICTを活用した「歌と健康サービス」を仮設団地内集会所「みんなの家」へ導入し、仮設住宅の方々に寄り添った健康維持・増進活動を支援いたしました。当社は被災者の方が少しでも元気になっていただけるように、DKエルダーシステムを活用した高齢者の方を対象とした音楽健康セッションを実施いたしました。(実施期間:2016年9月~2017年10月)
■義援金・支援物資
内容 |
実施 |
金額 |
フィリピン、ピナツボ火山の大噴火に伴う復興支援義援金 |
1991年 |
1億円 |
中国、楊子江下流の大洪水に伴う復興支援義援金 |
1991年 |
2億円 |
雲仙普賢岳の大噴火に伴う復興支援義援金 |
1991年 |
1,400万円 |
阪神・淡路大震災に伴う支援物資の協力 |
1995年 |
- |
宮崎県口蹄疫被害に伴う義援金 |
2010年 |
3,000万円 |
東日本大震災に伴う復興支援義援金 |
2011年 |
1,300万円 |
平成28年熊本地震に伴う「ふるさとくまもと応援寄附金」 |
2016年 |
1億円 |
世界遺産「首里城」火災に伴う義援金 |
2019年 |
1,500万円 |
■カラオケ・飲食店舗を活用した支援活動
・東日本大震災
ビッグエコー及び飲食店舗全店では、被災地向け義援金に充てられる「東北関東応援メニュー」(実施期間:2011年4月~2011年8月31日)の提供と店頭での募金活動を実施し、約1,900万円の義援金を日本赤十字社を通じて被災地の皆様に寄付いたしました。また、避難生活を余儀無くされている方々に、カラオケを楽しんでいただき笑顔と活力を取り戻していただくため、避難支援施設等へ、ビッグエコー特別御招待券を配布いたしました。
・平成28年熊本地震
ビッグエコー熊本下通り店では、『くまモンのおへや』売上金の5%を熊本県「熊本地震義援金」に、『熊本城くまモンのおへや』売上金の5%を熊本市「熊本城災害復旧支援金」にそれぞれ寄付いたしました。(実施期間:2018年3月1日〜2019年2月28日)
熊本地震義援金/325,019円
熊本城災害復旧支援金/293,283円
■募金活動
当社グループは、運営するカラオケルームビッグエコーとカラオケCLUB DAM店舗において、新型コロナウイルス対策などの医療活動をはじめとした活動支援のための運用資金として、売り上げの一部を日本赤十字社へ寄付する活動を実施しました。(実施期間:2020年7月1日〜2021年10月31日)
その功績が認められたことから紺綬褒章を受章し、当社店舗事業本部にて伝達式が執り行われ、日本赤十字社東京都支部より表彰状が授与されました。
ビッグエコー及びFC展開するカラオケCLUB DAMでは、地震や台風などで被災された皆さまの支援のため、店舗のレジカウンターに募金箱を設置し、お客様からの募金を受付けています。お預かりした義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付しています。
災害名 |
実施期間 |
募金額 |
東日本大震災 |
2011年3月25日~5月8日 |
5,212,569円 |
ネパール大地震 |
2015年5月11日~7月15日 |
1,434,561円 |
平成27年台風18号等大雨災害 |
2015年9月14日~11月15日 |
1,245,472円 |
平成28年熊本地震 |
2016年4月18日~5月31日 |
5,907,363円 |
平成29年7月九州北部豪雨災害 |
2017年7月12日~8月15日 |
1,752,559円 |
平成30年7月豪雨災害 |
2018年7月10日~8月19日 |
3,928,907円 |
平成30年北海道胆振東部地震 |
2018年9月11日~10月14日 |
1,617,609円 |
令和元年8月豪雨災害 |
2019年9月10日~2019年10月20日 |
1,365,542円 |
令和元年台風第15号千葉県災害 |
2019年9月20日~2019年10月20日 |
864,926円 |
令和元年台風第19号災害 |
2019年10月21日~2019年11月20日 |
1,592,719円 |
令和2年7月豪雨災害 |
2020年7月10日~2020年8月10日 |
1,377,224円 |
新型コロナウイルス対策などの医療活動支援 |
2020年7月1日~9月30日 |
3,341,250円 |
新型コロナウイルス対策などの医療活動支援 |
2020年10月1日~11月30日 |
2,724,900円 |
新型コロナウイルス対策などの医療活動支援 |
2021年4月1日~6月30日 |
1,774,230円 |
新型コロナウイルス対策などの医療活動支援 |
2021年7月21日~10月31日 |
2,176,890円 |
■災害発生時の支援
・災害時帰宅支援ステーション
大規模災害の発生で電車やバスなどの公共交通機関が運行を停止した場合、たくさんの方の帰宅が困難になることが予想されます。万が一、大規模災害が発生した際には、ビッグエコー全店で水道水やトイレ、休憩場所、電源、Wi-Fi、知り得る道路情報等の提供を行います。この方針に基づき現在、九都県市首脳会議【防災・危機管理対策委員会】(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)および関西広域連合(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市)と災害時帰宅支援ステーションの協定を締結しています。
2022年3月末現在 503店舗
■子どもの健全育成支援
・NPO法人「放課後NPOアフタースクール」
◇寄付金
全国の大学生とビッグエコースタッフから公募した「みんなの考えたメニュー」の売上金の一部(メニュー1品につき30円)を、すべての子どもたちに安全で豊かな放課後を届けるNPO法人「放課後NPOアフタースクール」に寄付しました。
(第1弾)
実施期間:2018年9月12日から11月30日
寄付金総額:1,221,720円
(第2弾)
実施期間:2019年5月1日から6月30日
寄付金総額:2,261,250円
「放課後NPOアフタースクール」
◇音楽プログラム体験
2019年4月上旬に2か所のアフタースクールで、当社グループのレコード会社である日本クラウン所属のアーティストMiiさんが歌とダンスを一緒に楽しむ音楽プログラムを当社のカラオケを利用して実施しました。当日は、40名の子どもたちが参加し、みんな楽しそうに音楽とふれあいました。
当社グループは、さまざまな音楽プログラムを通じて子どもたちの健全育成に貢献しています。
「プロの歌手と一緒に歌おう!音楽プログラム」
■働き方改革への貢献
・テレワーク推進への取り組み
ビッグエコーでは、国が推進する働き方改革の一助となることを目指し、カラオケルームをテレワークなどのワークスペースとして活用できる「テレワークプラン」を2017年4月より首都圏27店舗で提供をスタートいたしました。 ビジネス利用としての利便性が高く、「首都圏以外でも利用したい」というお客様からのご要望もあり、2019年4月より導入店舗を49店舗に拡大、2019年10月からは全店に導入いたしました。
「ビッグエコーでテレワーク」の強みは、駅から近い店舗が多数あり、完全個室で集中しやすい環境にあります。
本プランの無料サービスとして、ソフトドリンク飲み放題のほか、Wi-Fiによるインターネット環境、ワークスペースに必要な電源タップ、スマホ充電器貸出し、HDMIケーブル(一部店舗)を用意しています。学生のオンライン授業や勉強の場として、活用いただいております。また、法人様向けに請求書一括払いが可能な無料アプリのサービスもあります。
■カラオケ産業の健全な発展への貢献
・一般社団法人 全国カラオケ事業者協会(JKA)への協力
カラオケ事業者の地位向上と業界の秩序ある発展を目指し設立された(一社)全国カラオケ事業者協会の活動に協力しています。
「全国カラオケ事業者協会」
・一般社団法人 日本カラオケボックス協会連合会(JKBA)への協力
安心・安全な店舗づくりや青少年の健全育成等を目的として設立された(一社)日本カラオケボックス協会連合会の活動に協力しています。
「日本カラオケボックス協会連合会」
■健全で安心・安全な店舗づくり
・青少年の健全な育成への取り組み
各自治体の定める青少年保護育成条例の遵守及び未成年者の飲酒・喫煙防止のため、ビッグエコー全店で、入店受付時の年齢確認を行っております。